ようこそPagoの部屋へ。 アラフィフ主婦の雑記ブログです。。。♫

段ボール箱の中の子ねこたち

子ねこをだいて帰ってきた

 

もう十数年も前のことです。

お友だちと公園で遊んでいた次女が

子ねこをだいて帰ってきました。

 

「うちで、飼っちゃダメ?」

必死のまなざしで、うったえてきました。

 

真っ黒な子ねこです。

 

ぬいぐるみみたいに可愛くて

わたしの心もぐらりと揺れました。

 

次女は、あそんでいた、お友だちふたりと

公園の近くに置かれた段ボール箱の中で

3匹の子ねこが鳴いているのをみつけたんです。

 

次女たち3人は、

「かわいいよね」

「連れて帰りたいよね」。。。ってな話になって、

1匹ずつ連れて帰ることにしたんです。

 

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子ねこを飼ってもいい?

 

とりあえず、おちびさんに温めた牛乳をのませ

その間に、主人の携帯に電話をかけてお伺いをたてました。

 

「子ねこ、飼ってもいい?」

 

結果は…。

 

即答で「ダメ!」でした。

 

少し、ねばってはみたんですけど

ダメなものはダメでした。

 

うちにはセキセイインコもいましたし、

グッピーやネオンテトラの熱帯魚と

ハムスターもいましたから…。

 

予想通りの答えです。

 

「元の場所に戻しておいで」

そう言うしかありませんでした。

 

次女が、とても落胆していたので

長女について行かせました。

 

時刻は夕方の5時過ぎで

わたしは夕食の支度をしていました。

 

公園は玄関を出れば見えますし

とくに心配もしませんでした。

 

10分もすれば帰ってくるだろうと

思い込んでいたんです。

 

帰ってこない娘たち

 

ところが、娘たちは、

すぐに帰ってこなかったんです。

 

最初は、子ねことの別れをおしんでいるのかな。

くらいに思っていたのですが、

15分を過ぎても帰ってきません!

 

心配が、じわじわ押し寄せていました。

 

ガスコンロの火を消し、鍵をポケットにつっこみ、

靴のかかとをふんだまま、いそいで玄関扉を開けたら……。

 

娘たちが、ぼろぼろ泣きながら立っていました。

 

わたしの顔を見るなり、わあわあと

声を上げて泣き出しました。

 

長女が段ボール箱をかかえていました。

 

再び戻ってきた仔猫

 

段ボール箱をのぞくと

子ねこが、ミューミュー、ミューミュー

鳴いていました。。。

 

さっきのあの子が鳴いていました。

 

あの子の兄弟も鳴いていました。

 

1匹戻しに行ったのに

3匹に増えて帰ってきました。。。

 

段ボール箱は、わたしが引き受けて

娘ふたりを部屋に入れました。

 

娘たちには、麦茶を

子ねこたちには、温めた牛乳を与えました。

(さっきの子以外は、空腹かもしれないので)

 

泣き止むのを待ってから話を聞くと

知らないおばさんに、怒られたとのことでした。

 

「ねこ、捨てたのあんたたちでしょう!

全部、連れて帰ってや。おいて行ったら許さへんから」

 

と、怒られたようです。

 

「違います」と否定をしても

 

「連れて帰るまで、見張ってるから」と言われ、

ほんとうに見張られていたらしく、

どうしようもなくなって、段ボール箱ごと

連れて帰ってきたのでした。

 

子ねこを連れて帰った、次女のお友だちふたりも、

おうちの人にお許しを貰えなかったのでしょう。

娘たちより、ひとあし先に、子ねこを戻していたのです。

  

1匹でもダメなのに、3匹の子ねこを

うちで飼えるわけが、ありません。

 

今度は、わたしもついて行くことにしました。

 

元の場所でなく、小学校までの通学路にある

別の公園の入り口に

子ねこたちの入った段ボール箱を置きました。

 

歩道から、よく見える位置にです。

 

誰か、いい人に連れて帰ってもらえることを

祈ることしかできませんでした。

 

子ねこたちのその後

 

翌朝、子ねこたちは、小学校へ行きました。

 

連れて行ったのは、通学途中の男の子たち。

 

その日、小学校では職員室に子ねこが3匹いるという

ニュースが広がっていたそうです。

 

1匹は、用務員のおじさんが連れて帰って

家族にしました。

 

2匹は、ねこが好きなおうちに

ちゃんと親の許可をもらった生徒が

連れて帰ったそうです。

 

どの子がどこの家の家族になったのかは、わかりません。

だけど、子ねこを引き取ってくれた人たちがいたおかげで

いい思い出として心に刻むことができました。

 

さて…。

 

このとき、子ねこを飼うことを反対した主人が

のちに1匹どころか3匹の子ねこを

うちの子にすると、こぼす日が来るんですけどね。。。

 

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