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はじめての失恋・その時もらった「忘れられない言葉」

生きていると、誰しも忘れられない言葉に出会うことが、あるのではないでしょうか。わたしにも忘れられない言葉があります。今日は、その中のひとつを書いてみることにしました。

 

わたしのはじめての恋は、とても不器用な恋でした。「好き」だと、一度も言えなかったし大好きだなと思えば思うほどに、つんつんしては、意地悪を言ったりして彼を傷つけていました。彼は、いつだって優しかったのに、わたしは一度も彼に優しくなんてできなかったんです。
 
それなのに、ある日訪れた別れに、わたしはひどく傷心しました。自分が失恋するまで、失恋することが死んでしまいたいと思うほどに苦しいなんて、ちっとも知りませんでした。

 

彼をさんざん傷つけてきたのだから悲しむ資格なんてないのに、わたしは自分が悲劇のヒロインのように打ちひしがれました。そして、5つほど年上の先輩に彼の悪口を雪崩のように、はきだしたんです。

 

こぼしても、こぼしても、どこで止めていいのかわからなくて、声が枯れるまで悪口だけを言い続けました。彼のいいところや、優しかったところなんて、ひとつも語れませんでした。
 
わたしの長い長い話に何も言葉をはさまず耳を傾けてくれた先輩は、わたしのみっともない話がとぎれたときに 

 

「彼のこと、大好きだったのね」って、優しい声で、ひとことだけ言ったんです。

 

ずきずきしていた心の痛みが、すうっと引きました。ふわりと温かな羽に包み込まれたような気がしました。特別な言葉でもないし、なぐさめの言葉でもないのに、先輩のひとことは、彼への憎しみを融かして、わたしの心の痛みを和らげてくれたんです。

 

先輩にとっては、わたしに彼氏がいたことも別れたことも、その日はじめて聞かされた話だったのに、少しも迷惑な顔をしませんでした。

 

その後もしばらく、わたしは痛手をひきずりましたが、流れる時にゆっくり癒されていきました。

 

あの時から、30年以上の月日が流れていますが、今も鮮明に思い出せます。

 

「彼のこと、大好きだったのね」…。

 

わたしの忘れられない言葉です。

 

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