Pagoの部屋

ようこそPagoの部屋へ。管理人は、とっくに3人の子育てを終えたアラフィフ主婦です。大好きな絵本や食べること、そして心に沁みたことなどを記事にして綴っています。

【Kindle 電子書籍リーダー】の購入を考える

わたしは今、『Kindle 電子書籍リーダー』の購入を考えています。

 

金額は、高いもので¥33,980。1番安いもので¥8,980からあります。

わたしが購入を考えているのは¥14,280の【Kindle Paperwhite】で

2番目に安い電子書籍リーダーです。

 

 本は、絶対に紙であってほしい…

以前は、そう思っていました。電子書籍が出始めた頃のことです。

本を読むときの紙の手触りやにおい、ページをめくるときのかすかな音、

そういったものも好きですから。

だから、わたしは時代に抗って紙の本を買い続けるんだと

心に誓っていました。

 

けれど…。

 

買えば買うほどに増えていく本の置き場所に困るのは

現実的な問題でもありました。

 

減っていく書店

寂しいことに、書店がどんどん減って行きます。

 

最近も、と言っても数か月前になりますが、

わたしが30年近く利用していた書店が店をたたみました。

 

結婚してから購入した本の90%以上が、その書店で買った本なので

心にぽっかりと穴があいたような寂しさに包まれました。

 

それでも、読む側の利便性を思えば

電子版の書籍を受け入れることに賛同できるようになりました。

 

電子書籍のあゆみ

 電子書籍の歴史を調べてみると
30年近くも前に紙からの転進が始まっていました。

 

www.toppan.co.jp

新美南吉の『おじいさんのランプ』

児童書の『おじいさんのランプ』をご存知でしょうか?

教科書に採用される名作の『ごんぎつね』や『手袋を買いに』を書いた

新美南吉の作品です。

 

生活に必要な明かりとして役立っていたランプが

時代の流れで電気の時代に変わっていく、その切なさを描いた物語です。 

 

電子書籍の購入を考えたとき、

「抗えない」と言う言葉も「せつない」と言う言葉も使えなければ

たぶん意味も知らなかった子どもの頃に読んだきりの

『おじいさんのランプ』を思い出しました。

 

ランプ屋の巳之吉が、商売道具の何十ものランプを木に吊るし
そのひとつひとつに、石を投げつけて割っていくシーンがあります。

巳之吉は、そうやってランプと決別し、電気を受け入れるのです。

 

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変わりゆくものを受け入れる 

そうやって今、この時代があり

わたしも、このブログ記事を発信しています。

電子書籍と似たようなものです。

 

かつては駅にあった伝言板も姿を消し

今は携帯電話のメールやLineで連絡が取れる時代になっています。

 

遠い未来には、紙の本が完全に姿を消す日が来るのかもしれませんね。