Pagoの部屋

ようこそPagoの部屋へ。管理人は、とっくに3人の子育てを終えたアラフィフ主婦です。大好きな絵本や食べること、そして心に沁みたことなどを記事にして綴っています。

チョコレートがこの世からなくなったなら…。

今週のお題「バレンタインデー」

 

チョコレート・アンダーグラウンド

 

『チョコレート・アンダーグラウンド』と言う物語をご存知でしょうか?アレックス‣シアラー著の児童文学です。バレンタインデーを目前に、チョコレートがらみで読み返してみました。表紙もチョコレートっぽくて美味しそうに見えるのは、食いしん坊なわたしくらいでしょうか…。

 

表紙を開くと、こんなことが書いてあります。

 

チョコレートがこの世からなくなったら、あなたはどうしますか?
       
    ※ 『チョコレート・アンダーグラウンド』表紙カバー折り込み部分より

 

物語は、国民が選挙に無関心だったために政権を握った健全健康党が、おかしな法律を発令したところから始まります。それは、『チョコレート禁止法』…。チョコレートをはじめ、甘いものはすべて食べてはいけないことになったのです。

 

チョコレートを食べれば逮捕され、チョコレートを食べたくならないように矯正する施設に収容されてしまいます。

 

それでも少年ハントリーとスマッジャーは、お菓子屋のバビおばさんと一緒にチョコレートを密造したり地下に秘密のチョコバーを作ったりして、仲間でチョコレートを味わっていました。最初は健全健康党に見つからず順調だったのですが、ある日、バビおばさんとスマッシャーは密告者によってチョコレート捜査官に捕まってしまいます。

 

やがて時が経ち収容施設から開放されたスマッシャーは、ハントリーと共に味方となってくれた大人たちと一丸となり健全健康党を政権からおろすべく奮闘します。そして小さな勇気は集結して大きな力となり、ついにはチョコレート自由党へと政権を交代させて物語は幕をおろします。

 

さて、『チョコレート・アンダーグラウンド』ですが、チョコレートの物語とは言え、バレンタインにふさわしいストーリーではありません。政治のことをちょっと考えるきっかけを含んだ、はらはら、どきどきの友情と団結の物語です。少しもロマンティックではありません。

 

だけど表紙カバー折り込み部分に書いてあったように、本当にこの世からチョコレートがなくなったら、バレンタインデーはどうなるのでしょう。

 

いえいえ、バレンタインに限らずチョコレートがなくなるなんて、常にチョコレートを冷蔵庫にストックしているわたしには、考えられないことです。チョコレートは、永遠にあり続けてほしいと思います。

 

それから、バレンタインによせてチョコレートのことで感じていることがひとつ。

 

いつの頃から始まったのか義理チョコや友チョコを配るなんて、2月14日が残念な日になったように感じています。日ごろの感謝を伝えたいのなら、お返し不要のお歳暮でいいんじゃないの?!なんて…。こんな考えって頭が固いのでしょうか…。

 

それでも、やはり思ってしまいます。

 

。。。大好きな、たったひとりの人にチョコレートを贈って愛を伝える日。。。

 

バレンタインデーは、そんな特別な日であり続けてほしかったな…と。