Pagoの部屋

ようこそPagoの部屋へ。管理人は、とっくに3人の子育てを終えたアラフィフ主婦です。大好きな絵本や食べること、そして心に沁みたことなどを記事にして綴っています。

もらって嬉しい星の話

  はてなブログの星って、いいですね。一生懸命に書いた記事に、ぽちっと星がついていたら嬉しくなっちゃいます。「見てるよ」「応援しているよ」と言ってもらっているみたいでモチベーションが上がります。この『Pagoの部屋』のようにこの零細ブログでは、なおさらのこと。星のありがたさが身に沁みています。

 

もらって嬉しい星(はてなスター)……ってことから『星をもらった子』と言うお話を思い出しました。童話作家、今江祥智さんの著書・幼年童話『ぽけっとに いっぱい』に収められている19話のお話の中のひとつです。

ぽけっとにいっぱい (新・名作の愛蔵版)

『星をもらった子』が、 どんなお話なのかと言いますと…。短いお話なのですが、ちょっこと一部を抜き出してみますね。

 

きょうは星のとくべつにきれいな夜でした。

そこで、みよ子ちゃんは、とうとう、おねだりしたのです。

---ね、おとうさん、おねがい。

 ほほう……と、おとうさんは、めずらしそうにふりむきました。

---あれ、とって。

 みよ子ちゃんは、空にたくさんある星をゆびさしました。

 あははは。おとうさんはわらって、

---あれは、だめ、星だもの。

 みよ子ちゃんのかおは、クシャンとゆがんで、べそをかきました。                               

                                   p96~97より

星を取ってもらいたかったのに取ってもらえなかった、みよ子ちゃんは、しばらく泣き続けます。そんなみよ子ちゃんの前に現れたのはモグラの男の子…。このモグラが、みよ子ちゃんの願いを叶えてくれるのです。ちゃんと星を取ってきてくれるのです。さて、どうやって星を取ってくると思いますか?……幼年童話ですが、ちょっと想像してみて下さい……。

 

……あら、ま、すぐにわかっちゃいましたか?……。たぶん正解されているでしょうが、念のため答え合わせもしてみて下さい。。。答えは、この下ですよ☟

 

---これですよ、かけらしかとれませんでしたがね。

 ひょいとさしだしたのは、土のかたまりです。

こんな土なんて、と、みよ子ちゃんがうけとらないでいると、

モグラはいうのです。

---だって、この地球も星の一つなんですよ。空のむこうから

みれば、あおく光って、くるくるまわってるんです。

                            p99~100

※ 1984年3月に第1刷発行された『ぽけっとに いっぱい』より引用。現在は記事でとりあげている画像の装丁で改訂版として出版されています。ページに違いがあるかと思います。

 

いかがでしたか? 思った通りでしたか? わたしは、こんな風な「やっぱりね」や「それが?」みたいな落ちが単純に好きです。日常に、ややこしいことや面倒なことがあって疲れていても、ほっこりと気持ちがほぐれるんです。

 

「地球も星の一つなんですよ。空の向こうから見れば青く光って、くるくるまわってるんです」…。ガガーリンの「地球は青かった」もいいですが、モグラのセリフもいいでしょう?!

 

そうそう、『星をもらった子』のみよ子ちゃんですが、モグラから星のかけらをもらったあとは泣き止んで、楽しい気分で家に帰っていくんです。大事そうに土をかかえてね。よかったねぇと思います。

 

ではでは、今日が皆さんにとっても「よかったなぁ」の一日となりますように。