Pagoの部屋

ようこそPagoの部屋へ。管理人は、とっくに3人の子育てを終えたアラフィフ主婦です。大好きな絵本や食べること、そして心に沁みたことなどを記事にして綴っています。

おススメの本を読んでみました。

「あそこの店の、何々が美味しかった」と聞けば、すぐにも食べてみたいと思い、「あの本が面白かった」と聞けば、すぐにも読んでみたくなる、わたしです。

 

と、言うことで土曜日から日曜日にかけて『星を継ぐもの』を読みました。

 

ジェイムス・P・ホーガン著/池 央耿(いけ ひろあき)訳のSF小説です。少し前に、いつもお邪魔させて頂いているブログで紹介されていた本です。「近未来に月で発見された先進的な装備をまとった遺体は5万年前に死んでいた」…。それが物語のはじまるシーン。もう、これだけで食欲が…いえ、読書欲を大いにそそられました。

 

ところで、5万年前って、どれくらい前だと思いますか? 縄文時代が約1万5千年前なので、それより、うんとうんと前の旧石器時代です。そんな果てしない大昔に、チャーリーと名付けられる男性が月面で死んでいたと言うのです……。現代人と思われる人間が真紅の宇宙服をきて……5万年前に、ですよ。ね、この謎、知りたくなでるでしょう? チャーリーが誰なのか、どこから来たのか知りたくなるでしょう?

 

さて、小説の中の学者たちも真実の追求をはじめます。科学的議論、物理的議論などを繰り返えしなが物語は展開していきます。頭のいい人なら、サクサクと読めるんだろうなと思います。でも、わたしは、もたつきながら読みました。ハント(物理学者)、コールドウェル(国連宇宙軍本部長)、マドスン(言語学者)たち登場人物の討論の内容は、難しくて理解できないことがほとんどでした。

 

それでも、ページを閉じようとは思いませんでした。だって、どうなるのかと先が気になってしかたがないのです。何が何でもチャーリーの正体を知りたくてたまりませんでした。なので読み進めていると、あらら不思議、読めば読むほどにワクワクしてきたのです。

 

木星の衛星ガニメデで発見された地球のものでない宇宙船の残骸…。謎の大陸アトランティスのように、太陽系に存在していたのに滅びたと仮説される惑星ミネルヴァ…。ネアンデルタール人が滅亡した理由…。などなど、もっともらしく語られるフィクションに、すっかり陶酔していました。

 

読みはじめは退屈してしまう方もいるかと思いますが、途中でやめるのはもったいないですよ。中盤からは、どんどんおもしろくなって、とにかく楽しめます。そして、エピローグのラスト一文の良さが、ストーリーを楽しんだことで生きてきます。読んで良かったなと思えた本でした。

 

以上、紹介されていた作品のことを話したくて記事にしました。マ〇ニ〇ルさん、ありがとうございます。。。♪

 

それから余談も少し…。

 

舞台は近未来の2028年ごろなのですが、小説の中では冥王星は太陽系第9惑星のままなんですね…。そりゃ、そうですよね。 冥王星が惑星からはずされちゃったのは2006年のこと。『星を継ぐもの』は、今から40年以上も昔に執筆され1977年に上梓された小説ですもんね。

 

でも、作家のホーガンさん…ここ、書き直したいんじゃないかな…なんて、ちょっと余計なことを思ってしまいました。余計なことと言えば、このハードなSFを読みながら、わたしは、アニメ『宇宙戦艦ヤマト』のイスカンダルや『はじめ人間ギャートルズ』のマンモスを思い浮かべていました。(集中力が足りない?)

 

『宇宙戦艦ヤマト』は、知っていても『はじめ人間ギャートルズ』は、知らない方が多いかもしれませんね。。。