Pagoの部屋

ようこそPagoの部屋へ。管理人は、とっくに3人の子育てを終えたアラフィフ主婦です。大好きな絵本や食べること、そして心に沁みたことなどを記事にして綴っています。

春の長雨

きょうは全国的に気温が下がり、肌寒い一日となりました。 雨のふった地域も多かったようで、わたしが住んでいる地域も朝から、しとしとと雨がふり続きました。この雨は、春の長雨で降ったりやんだりと、しばらくはスッキリしない天気が続きます。

 

ところで、3月中旬から4月にかけて降り続く春の長雨に、いくつか呼び名があるのですが、ご存知でしょうか?春雨(はるさめ)や春時雨(はるしぐれ)は、聞き馴染んだ言葉かと思います。

 

他には、菜種時雨(なたねしぐれ)、 催花雨(さいかう)、春霖(しゅんりん)という呼び名があります。菜種時雨は菜の花の季節に、雨が降ったりやんだりぐずついた天気が続くことを指しています。催花雨(さいかう)の催は「咲く」の意味花の咲くころの雨ということで、菜種時雨と似通っています。そして春霖の「霖」は、長く降り続く雨を意味します。 

 

いかがでしょうか……。春雨、春時雨、菜種時雨、催花雨、春霖…。この春の雨を指す言葉の中で、これ、好きだなぁと思う言葉は、あるでしょうか? 日本語って、趣があって綺麗だなと思いませんか? 言葉には長い歴史があって、そのひとつひとつは、誰かが作った言葉です。言葉のひとつひとつに、その誰かの思いが込められているんですよ。

 

源氏物語や徒然草…古典の授業で習った言葉は、現在は、ほとんど使われることはありません。そうですよね。言葉は生き物のように、進化し変化するものですから。たとえば平安時代末期から鎌倉時代初期に詠まれた百人一首も解説なしでは、読み解くことが難しいです。恋や命、寂しさ美しさなどを思う心は、今と、ほぼ同じなんですけど…。

 

わたしたちの使っている言葉も千年先には、古語となるんですよね。きっと、未来の人たちにとっては、古語辞典が必要な言葉になるんです。辞書だけでは理解できなくて、解説も必要なはずです。そして古典が嫌いな生徒に「なんで、こんな役にも立たない勉強するんだよぉ」と未来の言葉で悪態をつかれたりするのかもしれません…(笑)

 

寂しい気もしますが、千年後には消えてしまっている言葉もたくさん、あることでしょう。今はまだ、河原の小石のように数多にある言葉さえもなくなってしまう……。そんな風に考えたら日本語っていいな。大切にしたいな。ちょと見直してみようかな…って思っちゃいました。

 

さて、今夜の金曜ロードショーは先週に引き続き、『ちはやふる-下の句』の放送ですね。広瀬すずちゃんも可愛いですが、娘とわたしは男前の新田 真剣佑さんと野村周平さんを観るのを楽しみにしています。いえ、放送を楽しみにしています。。。♪