今日の夕方、関西テレビ【みんなの報道・ニュースランナー】で、スズメを保護しているタレントのモト冬樹さんと『鳥獣保護管理法』について語られていました。モト冬樹さんは、カラスに襲われ弱っていた子スズメを助けて保護していたとして、東京都から違法を知らせる書面を受とったそうです。
わたしは、モト冬樹さんのこの一件のことも、鳥獣保護管理法のことも、今日まで知りませんでした。けれど、週刊誌に掲載されたり、いくつかのテレビ番組で取り上げられたりと、世間では、数日前から浸透していたニュースだったようです。
モト冬樹さんは、子スズメに「ちゅんちゃん」と名付けて可愛がっているらしく、写真も公開されていました。写真を見ると、すっかりモト冬樹さんに懐いている子スズメがかわいらしく、思わず微笑んでしまいます。けれど、モト冬樹さん自身は法律を理解した上で、今後どうすべきかを苦悩しているようですね。
子どもの頃とは言え、わたしも雀の雛を拾って育てたことがあるだけに、モト冬樹さんの気持は、他人ごとではありませんでした。けれど先日書いた記事に訂正が必要だとも気づきました。
もしも、この先も、どこかで巣から落ちた雀の雛と出会うことがあったなら、やっぱり連れて帰るだろうなと思います。
過去記事で、わたしは上記のように書いたのですが、この行動は違法なので、やってはいけないことでした。巣から落ちた雛もケガをした子スズメも、保護したり育てたりしてはいけないのです。
鳥獣保護管理法が成立したのは、2014年5月とのこと。まだ、わりと最近に成立したばかりだったようです。今日をきっかけに、鳥獣保護管理法についてネットを検索して、いくつかの記事を読みました。そして、書いてあることについて、それもそうだろうけどと理解、納得をしました。でも、なんだかなぁと思うことは、多々ありました。
雀に限らず、人間と、その他の生き物たちとの共存は、おとぎ話のようにはいきません。時には無情になることも必要とされる、シビアでドライなんものなのだと今さらながら心痛く思いました。