Pagoの部屋

ようこそPagoの部屋へ。管理人は、とっくに3人の子育てを終えたアラフィフ主婦です。大好きな絵本や食べること、そして心に沁みたことなどを記事にして綴っています。

ゴーヤに呪われた話

その超常現象は、スーパーマーケットの自動ドアが開いた瞬間に始まっていたのかもしれません。入口を入って真っ先に目に飛び込んできたのが、山積みにされたゴーヤでした。そして、そのみどりみどりしたゴーヤには、こんな立札が…。

 

『今日、5月8日はゴーヤの日』

 

「ふんっ。ただの数字の語呂読みやん」

最初は取るに足らないことだと馬鹿にして、通り過ぎようとしたのです。ところが、ゴーヤは素通りは許さないとばかりに見えない糸を投げかけて、わたしを手繰りよせたのです。そこで、わたしは、はたと気づきました。もう何年も行きつけているスーパーなのに『ゴーヤの日』なんて立札を見た記憶がないことに。

 

今まで見た記憶がない『ゴーヤの日』の立札。これは、きっと何かある、今日はその謎の日なのだと思い至り、ゴーヤに近寄ったわたしは、無意識にゴーヤのひとつを取り上げました。そのとたん何かに操られたかのようにゴーヤを買い物かごへ入れてしまったのです。これは、あの感覚に似ています。そう、試食コーナーで、差し出されたウインナーを受け取ってしまったあとに、本当は買う気がなかったウインナーをかごに入れてしまう感覚です。

 

だけど、ゴーヤは試食もないし、笑顔が武器のデモンストレーターの方もいませんでした。だから予定していなかったゴーヤをかごに入れてしまうなんて流れは、ありえません。

 

 それに立札には、ゴーヤの日だからと言って「ゴーヤを食べましょう!」とか「ゴーヤを食べてスタミナを!」などの積極的で熱い宣伝はしていません。ただシンプルに『今日、5月8日はゴーヤの日』と書いてあるだけでした。

 

 第一、わたしはゴーヤチャンプルは、作ったことがある…と言えるていどで、ゴーヤ料理のレパートリーは、ほとんどありません。辛味、酸味、甘みなどは好きですが、苦みは苦手です。なので、ゴーヤの季節もついつい献立から外してしまうんです。

 

それなのに、迷わずかごに入れるなんて、ゴーヤの日を馬鹿にした呪いかもしれません。きっとそうです。呪いでゴーヤは、わたしに憑りついて、まんまとレジをすり抜けたのですから。

 

数時間後、ゴーヤは、まな板の上でごつごつとした表皮をてらてらさせて威張っていました。台所に立つものとして家族のために何としてでも呪いを解かなければなりません。わたしは、ゴーヤのワタを取り除き、薄くスライスしたあとにお祓いのため盛り塩をしました。

 

いえ、塩もみをして苦味取りをしました。するとゴーヤはくたりと弱り、おとなしくなりました。わたしは、このチャンスを逃がしませんでした。そうなんです。わたしは呪いを解くことができました。ゴーヤは、ついにわたしに屈し、人参と玉ねぎと竹輪を道連れにしてかき揚げになったのでした。

 

さて、テーブルでの話です。かき揚げには、2種類の味が楽しめるように天つゆとカレー塩をそえました…。わたしの苦手な苦みもカレー塩だと緩和されるのか、美味しくいただくことができました。カレー塩も初チャレンジだったのですが、家族に好評でした。(揚げ物にカレー塩は、外食したときに美味しかったと、娘からの情報です)

 

今日は、何ともつまらない、ふざけた記事を書きました。あまり推敲もせずに手放す記事なので矛盾も目立つかと思いますが、どうぞ目をつぶって下さいね。

 

それにしても『今日、5月8日はゴーヤの日』の立札は、なかなかのものです。一行だけで余計なことは書かないシンプルさにインパクトを強く感じ、購買意欲をかきたてられましたから。好きじゃなくても、じゃあ今夜はゴーヤで一品を…の気持ちになりました。料理をテーブルに並べて、「今日は、何の日か知ってる?」と家族にクイズをだすに計画が買い物中に立てられていました。

 

おしまいに、もう一言。最初の方で書きましたが『今日、5月8日はゴーヤの日』の立札を去年も一昨年も、その前の年も、その前の前の年も見なかった謎ですが少しも謎ではありません。それらの年の5月8日にスーパーへ行かなかっただけの話です。

 

おしまいのおしまいにカレー塩の作り方のサイトのご紹介を…。良かったら覗いてみて下さいね。フライパンで炒ると、香りが立ちさらに風味よくなりますよ。。。♪

天ぷらに!カレー塩 - 赤缶カレー粉を使ったレシピ|S&B エスビー食品株式会社