Pagoの部屋

ようこそPagoの部屋へ。管理人は、とっくに3人の子育てを終えたアラフィフ主婦です。大好きな絵本や食べること、そして心に沁みたことなどを記事にして綴っています。

10年ぶりの『スタンド・バイ・ミー』

 今朝のことです。英国のヘンリー王子と米女優のメーガン・マークルさんの結婚式の映像が、ニュースで映し出されていました。セントジョージ礼拝堂に流れていたにゴスペル曲は、『スタンド・バイ・ミー』……。しばらく経ってもメロディーが耳から離れず、無性に映画『スタンド・バイ・ミー』を観たくなりました。

 

 と、言うことで、10年ぶりくらいに『スタンド・バイ・ミー』を鑑賞しました。正確ではありません。たぶん10年…そのくらいかなと。

 

 映画は、作家ゴードン・ラチャンスが、ある新聞記事をきっかけに、少年時代を回想するといったストーリー仕立てになっています。彼が目を止めた記事の見出しは『弁護士クリス・チェンバーズ刺殺される』……。刺殺されたクリスは、ゴードンの少年時代の友だちでした。


 時代はゴードンが12歳の少年だった1959年の暑い夏。そして舞台はオレゴン州の小さな町、キャッスルロックです。ゴードンことゴーディには、クリスをはじめテディバーンといった悪友ともいうべき友だちがいました。4人の少年たちは、いつも一緒で……まあ、つるんでは、不良じみたことをしていたんです。


 そんなある日、バーンが3人のもとに、驚くべき情報を運んできます。情報は、町で行方不明になっている少年のことでした。行方不明の少年は、森のそばを走る汽車にはねられて死んでしまい、誰にも気づかれず森に放置されているのだと、バーンは語ります。その情報の出どころは、最初に死体を発見した年上の不良グループの会話からでした。バーンは、その秘密の会話をたまたま隠れ聞いてしまったのです。

 

 町の大人たちが、まだ知らない情報を得た4人の少年たちは、先に死体を発見して町の英雄になろうと一致団結します。そして「死体を発見する」という、とんでもない目的の冒険に出発するのです。

 

 死体を探しに行く冒険物語なんて言ったら、この映画を知らない人には渋面をつくられそうです。わたしも一番最初にこの映画を観たとき、少年たちが死体を探しに行くと知ったとたん、あきれたストーリーの映画だと思いました。だけど、ストーリーが進んでいくにしたがって、どんどん映画に引き込まれていきました。

 

 4人の少年たちはそれぞれ心に傷を抱えていて、その痛みに耐え懸命に生きていました。冒険を通して、4人の少年たちは互いにその痛みをかばいあい、支えあい、成長していくのです。ツリーハウスの秘密基地、オレゴンの広大な自然、夏の景色、果てしなく伸びる線路、煙をはきながら走る汽車、抱きしめたくなる少年たち、画面に映るすべてに見入ってしまいました。

 

 わたしが最初に観たのは20代の終わりごろ。VHSのレンタルビデオだったかと記憶しています。その後も、TVで放送されたのを観たりDVDで観たりと、繰り返し鑑賞しました。年齢を重ねるごとに、少年たちの生きる姿への愛しさは深くなり、心に沁みるものが増えてきたように思えます。

 

 『スタンド・バイ・ミー』は、1986年制作のアメリカ映画です。もう、30年も前の映画だなんて、驚きです。いつまでも色あせない珠玉の名作ですね。。。そして、そして、映画もいいけど、同じタイトルのこの曲も、すごくいい!(生まれたのは映画より曲の方がずっと先)わたしはこの映画で曲を知ったのですが、切ないような泣きたいような、それでいて温かい気持ちになる『スタンド・バイ・ミー』のメロディーも、とても好きです。

 

 ご存知の方も、そうでない方も、良かったら聞いてみて下さいね。。。☟

 

Stand By Me • Ben E. King