「おもしろい」って、誰もが知っている言葉で、普段、何気なく使われていることと思います。でも、意味は?って聞かれたら、もごもごと口ごもってしまいませんか?分かっているんだけど、どう言ったらいいのか…。みたいに。身近にある言葉も、知っているつもりの言葉も、つんつん、つついてみたら、なるほどねぇと発見があったり、感動があったり、おもしろいかもしれませんよ。
と言うことで、デジタル大辞泉に載せられている「おもしろい」の意味を書き写してみました。。。☟
- 興味をそそられて、心が引かれるさま。興味深い
- つい笑いたくなるさま。こっけいだ。
- 心が晴れ晴れするさま。快くて楽しい。
- 一風変わっている。普通と違っていてめずらしい。
- (多く、打消しの語を伴って用いる)思ったとおりである。好ましい。
- 風流だ。趣が深い。
おもしろいことの多くは、心の栄養源になりますね。おもしろい本やおもしろいブログを読むと、ちょっとくらい疲れていても、ちょっとくらい凹んでいても、くすっと笑えて心が晴れ晴れとします。笑うって、「あはは」って声に出さなくても、口角があがるだけでも心や身体にいいんですよ。
もちろん、大声で「わっはっはっ」って、笑う方がいいんですけども。
アニマル浜口さんの元気いっぱいの笑いって、ついつられちゃいます。皆さんは、いかがですか?
おもいっきり笑ったあとは、スポーツを楽しんだ後のように、気分が爽快になります。
近頃、疲れているなぁと思ったり、口角がさがり気味だなぁって感じたら、おもしろいことや笑えることを探してみるのもいいかもしれませんね。
「おもしろい」は漢字で「面白い」と書きますよね。おしまいに、この「面白い」の語源を紹介したいと思います。所説いろいろありますが、今日のところは、こちらをどうぞ。☟
昔、火を囲んで、部族の人々は話をしたり、手仕事をしたりしていました。
そのなかの一人が、立ち上がって興味をひく話をしだすと、皆がいっせいに顔を上げました。それらの顔が、燃える火に照らされて、白く浮かび上がったのです。
この楽しそうな顔が 並んでいる状態を「おもしろい」と呼ぶようになったといわれています。
『目からウロコ! 日本語がとことんわかる本』講談社+α文庫p40より
うん、うん、うん。この説、いいですね。場面を思い浮かべたら、心がほっこりします。ひとりで「おもしろい」って思うのもいいですが、誰かと一緒に「おもしろい」って思えるほうが、楽しそうです。ではでは、皆さんの明日にも、おもしろいことが、待ち受けていますように。。。♪