Pagoの部屋

ようこそPagoの部屋へ。管理人は、とっくに3人の子育てを終えたアラフィフ主婦です。大好きな絵本や食べること、そして心に沁みたことなどを記事にして綴っています。

ピカソの長い名前

天才画家パブロ・ピカソの本名が、とても長いことをご存知の方は、多いかと思います。書き写すのも間違えそうなほどに長いです。なので書き写さないで、あとから長い名前が載っているサイトをご紹介したいと思います。怠慢ですみません。。。(笑)

 

ピカソのことは、子どものころに父に連れて行ってもらった美術館や父の書棚に並ぶ美術書で知りました。美術館には何度も連れて行ってもらっていたようですが、思い出せるのはピカソ展とルノワール展だけです。まあ、その記憶も曖昧で、例えばルノワール展は、美術館の入口で撮った古い写真が残っているからなのかもしれません。父には娘に絵画の英才教育を……のような気持ちは、さらさらありませんでした。ただ、ひとりで行くのが寂しかっただけだと大人になってから聞きました。

 

幼稚園や低学年の頃は、何もわからず父について行きましたが、高学年になると父のお供がわずらわしく、ついて行かなくなりました。それでも夕食後などに父が美術書を開きうんちくを語るときには、耳を傾けるようにはしました。まあ、時々ですけども。たいがいは、聞いているふりをしながら他のことを考えていたような気がします。当時のわたしに絵画は、とてもたいくつでしたから。

 

絵画が好きな父をめんどくさいと思いながら過ごした子ども時代でしたが、中学生になって、美術の授業で画家や作品名に再会したときには、ラッキーだなと思いました。なぜって美術のテストは、ほとんど勉強をしなくても答案用紙に答えを書くことができたので。これは、父のお陰だなとやっと感謝をしたのです。


絵画ではありませんが岩崎ちひろさんの絵は子どものころから好きでした。大学生の時には東京のちひろ美術館へも行きました。(以前、記事にしました)わたし個人としては、ぜんぜん違うものに思えるのですが、蛙の子は蛙。絵画好きの父の影響かもしれません。

 

その後、結婚してからのわたしに美術館との縁はありません。だけどテレビなどで絵画を紹介されていると目を留めてしまったり、クイズ番組などで絵画の作品名を聞かれている時は、家族の前でどや顔で答えたりしています。(知っているのは数少ないのですが)なんだかんだ言って、絵画に関心はあるんでしょうね。子どものころの刷り込みなんでしょうね。。。(笑)

 

さてさて、ピカソの話にもどります。昨日、ピカソの伝記を読みました。先日の移動図書で借りた本の中の一冊です。図書バスの中で背表紙にピカソの名前を見つけたとき「そうそう、確かこの人、長い長い名前があったんだっけ」と思い出し軽い気持ちで本を手にしたのです。

 

ぱらりとページをめくると、ピカソ生誕のシーン。1ぺージほど読むと、ありました、ありました。雑学の本で知った、憶えることのできない長い名前が……。その長い名前を目で追っているうちに、ピカソって、どんな生き方をしたのだろうと、突如に興味がわいたんです。それで、児童向けの伝記だったのですが借りてみたのです。偉人や天才の伝記を読んだのは、小学生以来かもしれません。そして画家の伝記は初めてです。

 

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ピカソの人生は、幼い頃に妹を失くしたり、青年時代に親友を自殺で失ったり、一生の間に二度の世界大戦と祖国スペインの内乱を経験したり……と実に波乱万丈です。胸がはりさけそうな悲しみや戦争への激しい怒り……。本を読み進める中、知っている絵のタイトルがでてくると何も知らずに眺めていたピカソのあの絵には、そんな思いが塗りこめられていたのかと、心を揺さぶられました。。。

 

子どもの頃から絵の才能は認められており天才画家と呼ばれているピカソも、決して平たんな道を進んだわけではありません。挫折や様々な悲しみを乗り越え努力を重ね、天才の名を手にしたのです。破天荒で型破り、時代時代で画風を変えたことでも有名ですが、自分の心に忠実に独創的に表現するしなやかな強さを持っていたからこそ造形の革命児の称賛に価するのだと思います。

 

おわりに、再びピカソの長い本名についてです。これは、ネットで調べればすぐに知ることが出来ます。けれど、どうやらほとんどが少しだけ間違えているようです。Wikipediaでさえピカソの伝記に記されている本名と少し違っていました。スペイン語なので発音の仕方でカタカナ表記は多少変わりますが、それでも名前の一部を間違えたままネット上に発信されているようです。☟

 

blog.goo.ne.jp

 

パブロ・ピカソが生まれたスペインの南、マラガと言う港町には生まれた子どもに幸運を祈って長い名前を付ける習慣があるそうです。ピカソは画家で美術教師の父、ホセ・ルイス・ブラスコと母、マリア・ピカソ・ロペスの初めての子どもです。神父様や医師や軍人と、多才ぞろいの一族の名前をぜんぶつけたのです。ピカソの本名には、一族のすべての運と才能を貰えるように祈りをこめられているのだそうです。