Pagoの部屋

ようこそPagoの部屋へ。管理人は、とっくに3人の子育てを終えたアラフィフ主婦です。大好きな絵本や食べること、そして心に沁みたことなどを記事にして綴っています。

たこ焼きの話をあれこれと…。

大阪生まれの大阪育ち……だからでもないのでしょうが、粉ものソース味が大好きです。そう、たこ焼きやお好み焼きのこと。(何故か焼きそばは、それほどでも…)物心がついたころから、お小遣いを貰えばたこ焼きを買いに行っていたように記憶しています。幼稚園に行く前の、3~4歳の頃のことも、おぼろげに憶えているんです。

 

1968年頃のこと。わたしの家のすぐすぐ近所に小さな店がありました。平屋の古ぼけた店です。ご飯屋さんだったのか、なんだったのか、とにかく昼間はたこ焼きも売っていたんです。お皿にたこ焼きを三つのせてもらって10円。このたこ焼きを食べることが、当時のわたしの楽しみでした。

 

お若い方は、10円でたこ焼きが買えるなんて驚かれてしまうかもしれませんが、当時は、以下に示すような物価でした。☟

大卒初任給(公務員)25.302円 高卒初任給(公務員)18.468円

牛乳:21円 かけそば:70円 ラーメン:75円 

喫茶店(コーヒー):80円 銭湯:32円 週刊誌:60円 

新聞購読料:580円 ※11月改訂 新料金660円 映画館:500円            

昭和の物価

 

今とは、全然違いますよね。三輪のトラックだって走っていたんですよ(笑)。。ぼんやりとした記憶ですけどね。そんなレトロな昭和の時代、特別な日や、何かいいことをして褒められたとき、親戚のおじさんやおばさんが来たときに、わたしは10円玉を握りしめて、はずむようにたこ焼きを買いに行ったのです。

 

小学生になり、たこ焼きを10個くらいぺろりと食べられるようになったころは、10個くらいじゃぜんぜん足りなくて、「大人になったらお金持ちになって、お腹がパンパンになるまでたこ焼きを食べるぞ」と食い意地だけの夢?をふくらませたりもしたのです。

 

両親から貰う限られたお小遣いで、たこ焼きを買っていた頃は、たこ焼きは安くはないおやつでしたが、高校を卒業しやっとアルバイトが出来るようになると、惜しみなくたこ焼きを買えるようになりました。ちびでやせの大食い、十数個入ったたこ焼きの3船くらいは普通に食べていました。今でも2船くらい平気です。

 

現代でこそ、家庭でもたこ焼きが楽しめるたこ焼き器が普及していますが、わたしの学生時代は家でたこ焼きを焼くなんてスタイルは、ほとんどなかったと思います。今はスーパーマーケットに行けば、水と玉子があればすぐに焼ける、たこ焼き粉まで売っていて、ほんとうにお手軽になりました。

 

わが家には、電気式のたこ焼き器2台とガスようのたこ焼き器が1台、あわせて3台あります。3人の子どもたちが幼い頃、それぞれが友だちを連れておやつ時に帰ってくると、十数人の子どもたちでリビングはあふれかえりました。スナック菓子や安い氷菓のチューペットを出すことが多かったのですが、たまには手作りおやつをと奮闘することがありました。そのひとつがたこ焼きです。なので、3台は必要な数だったんです。

 

そんなことをしているうちに、ある日から、ぜんぜん顔の知らない子どもまで、わが家のおやつ時に顔をのぞかせるようになりました。尋ねると、うちの子の友だちのお兄ちゃんと、その友だち……だったり、そのまた友だちだったり。

 

大変、大変と、小麦粉や玉子を継ぎ足して、すでにカットしているたこを半分の大きさにして量をふやしたり……。汗だくになってたこ焼きを焼きました。わたしの暮らすマンションは千所帯もある集合住宅。子どもの数もとても多かったのです。(今はかなり減りましたが)

 

よく知らない子に関しては、幼稚園の連絡網や(その頃はあったんです)大きい子には自宅の電話番号を聞き、手作りのたこ焼きを食べさせてもいいのか電話をかけなければならず、ちょっと手間でした。玉子や小麦粉のアレルギーが心配だったんです。それにしても、よそ様のお子さんに手作りのおやつを与えるなんて、アレルギーだけでなく食中毒の心配もあったはずなのによくできたなと、今さらですが怖くなりますね。

 

だけど、楽しかったですよ。わたしの子どものころの夢のひとつに保母さんもありましたから。(夢は食い意地だけではありません。わたしの名誉のため?)小さい子から大きい子まで、最高人数19人(わが子も含めて)の子どもたちが、ハフハフしながら、たこ焼きを食べるんです。口の周りをソースで汚したり、上手く食べなくて床に落としたり…。それはそれはにぎやかで。たくさんの笑顔や笑い声がいっぱいにはじけていて。。。ほんと、楽しかったなぁ。。。♪

 

今でも月に1度は、家族でたこ焼きを焼きます。洗い物を増やしたくないので、電気にしろガスにしろ、たこ焼き器は一台しか出しませんけど。そうそう、わたしは「たこ焼きたこでしょう!」と思うのですが、次女は「明太子・キムチ」や「ウインナー・チーズ」などが好き。長男は、とりあえずわたしと同じで「たこ派」です。

 

そして長女はたこ焼きからたこを抜き取るのでたこしか用意していないときは「たこなしたこ焼き」になります。なんじゃ、それ!小麦粉焼きやん…ですよね。。。(まあ、天かすやネギや紅ショウガは入っていますが)最近は、小さいたこなら克服したと、言ってますけどね。

 

ダンナはオーソドックスなたこ焼きも次女好みのたこ焼きも「どれも一緒や!」と、全てにたこ焼きソースとマヨネーズをたっぷりと。たこ焼きソースとマヨネーズだけでなく、色々な味を楽しみましょうと、ドロソースやポン酢や岩塩、白だし、大根おろし、七味などをテーブルに並べているのに、素知らぬ顔……。それにしてもソースもマヨネーズもかけすぎでしょうと、イエローカードを出したくなりますね……。と、まあ家族でたこ焼きパーティーをしても好みはそれぞれです。

 

こんな記事を書いていると、無性にたこ焼きが食べたくなってきました。今日はパートも休み、次女の休みも重なっています。たこでも買いに行って、お昼はたこ焼きにしようかな。。。(ウインナーとチーズとキムチは冷蔵庫に、明太子は冷凍庫にあります)ではでは、いざ、スーパーマーケットへ…。たこが安いと嬉しいな…♪