Pagoの部屋

ようこそPagoの部屋へ。管理人は、とっくに3人の子育てを終えたアラフィフ主婦です。大好きな絵本や食べること、そして心に沁みたことなどを記事にして綴っています。

名前

日頃は、人の名前にふれる機会はめったにないのですが、このところテレビ画面でたくさんの名前を見ています。甲子園で熱戦を繰り広げる球児たちの名前です。この世に生を受けたときに、あふれる思いを込めてつけられた名前なのでしょう。スタイルのいい漢字が使われていたり、音として響きのいい漢字であったり、試合だけでなく名前も楽しみながら観ています。どう読めばいいのかわからない名前も、ちらほらとありますが……。

 

わたしの名前もちょっとめずらしい?名前です。今でこそ「おしゃれな名前だね」と言われるようになりましたが、小学生の頃は「変わった名前」と周囲から笑われたこともありコンプレックスを感じていました。女の子らしい「子」や「美」のつく名前にどんなに憧れたことでしょう。

 

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そのような頃に、L・M・モンゴメリー作『赤毛のアン』を読みました。主人公のアンの名前への執着に共感したわたしは、すっかりアンのファンになりました。孤児のアンは、養子としてはじめてグリーン・ゲーブルズに訪れたとき、本当の名まえを名乗りませんでした。アンは自分好みの憧れている名前を名乗ったのです。だけど養母となるマリラから本当の名前を促されて仕方なく「アン・シャーリー」だと答えます。

 

アンにとって、この正しい名前にもこだわりがありました。名まえのスペルの最後に「e」をつけることです。「Ann」ではなく「Anne」なのだと。このシーンはミュージカルでも映画でも外すことのできない有名なシーンです。

 

ちょっと話がそれますが、このブログはアンが少し絡んでいます。アンが暮らすことになったカスバート家は、プリンスエドワード島にあるアボンリーの村で「グリーン・ゲーブルズ」と呼ばれていました。

 

はてなブログを立ち上げるためiDを考えているとき何故かアンとグリーン・ゲーブルズが心に浮かびました。そこでGreen Gablesから「green」を切り取ることにしたのです。そして数字の「888」は、はじめて立ち上げるブログがころばないようにと、だるまを3つ並べました。

 

話、戻ります。小学生の頃は、自分の名前にコンプレックスを持っていたわたしですが、中学2年生頃から自分の名前が好きになりました。わたしの名前を呼び捨てにする友だちとの出会いがきっかけです。親以外から名前を呼び捨てにされたことがなかったので、とても新鮮でした。彼女との交友が深まるにつれ、名前を呼ばれることも心地よく自分の名前がどんどん好きになりました。

 

今では、この名前をつけてくれた両親に感謝をしています。

 

家族や友だち……。自分の名前を大切に呼んでくれる人がいるってことは幸せなことだと思います。そして名前を呼べる大切な人がいることも、同じぐらい幸せなことだと思います。生きているからこそ名前を呼んだり呼ばれたりのぬくもりが存在します……。それらは永遠ではありません。ありふれた日々の中、その永遠でないものへの感謝を忘れないようにしたいです。。。

 

※「Green Gables」は日本語で「グリーンゲイブルズ」と書かれることが多いのですが、わたしが持っている訳本の『赤毛のアン』シリーズでは「グリーン・ゲーブルズ」となっているので、そちらで記事を書きました。