Pagoの部屋

ようこそPagoの部屋へ。管理人は、とっくに3人の子育てを終えたアラフィフ主婦です。大好きな絵本や食べること、そして心に沁みたことなどを記事にして綴っています。

すきなものがあるっていいね

『わにくんぞうくん』は森山京(もりやま みやこ)・文/梶山俊夫(かじやま としお)・絵の絵本です。第一発行は1987年7月13日で小峰書店から発行されました。今日、この絵本のことを記事にしようと画像を探したところ、すでに絶版になっている絵本であることを知り、少しショックを受けました。

 

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考えてみれば30年以上も前に出版された絵本なので、ロングセラーでないのであれば、それも仕方のないことなのでしょう。わが家にあるのは、1989年生まれの息子のために買ったもので、息子も、続いて生まれた二人の娘も、そしてわたしも好きだった絵本の一冊です。

 

とくにストーリーがあるわけではありません。わにくんが「ぼく、あおぞら みるのすき」と口にすれば、ぞうくんが「ぼく、くも みるの すき」と口にして、ページをめくるごとに見開きの左と右で、お互いが好きなものや好きなことを言い合うのです。

 

絵本のページをめくっていくと、中ほどで「すきなものが あるっていいね」「たくさん あれば あるほど いいね」と、にっこりするシーンがあります。わたしの好きなページです。この会話のそのままが「うん、うん、そうだよね」と、好きなのです。

 

それぞれの好きなものや好きなことを言い合うページがほとんどですが、「あめだって きらいじゃ ないよ」と、わにくんが言葉にすれば、「ぬれるのだって わるくは ないよ」と、ぞうくんが言うシーンがあります。このページも好きですね。

 

ほかには、同じものが好きだと言いあうページもあります。「おんなじだね」と好きなことを共感して同じ時間を過ごすのです。おしまいのシーンもそうです。「おやすみなさい。ぼく このことば すき」と、わにくんが挨拶すれば「ぼくも すき。じゃあ おやすみなさい」と、ぞうくんが答えます。

 

見開きのページには、ふたつ並んだベッドのふとんから、わにくんの鼻先とぞうくんの鼻先だけが少し見えている挿絵が描かれています。あくびがでちゃうような、あたたかな気持ちにさせてくれる挿絵です。

 

お昼寝の時間や夜のおやすみ前に、子どもたちに読み聞かせた懐かしい絵本です。

 

ああ……。

 

また、つらつらと、ひとりで酔って、わたしの「好きなもの」を書いてしまいました。。。