Pagoの部屋

ようこそPagoの部屋へ。管理人は、とっくに3人の子育てを終えたアラフィフ主婦です。大好きな絵本や食べること、そして心に沁みたことなどを記事にして綴っています。

ごろごろ野菜のうまうま豚汁

さあさあ、みなさん。これから撮影本番ですよ。すみやかに調理台のまな板まで集まって下さい!

はい、出席をとりますよ。

 

人参さん。

ごぼうさん。

大根さん。

レンコンさん。

椎茸さん。

 

うん?…椎茸さん、どうしました……?

はい、わかりました。お休みですね。

今日は、しめじさんが椎茸さんの代わりにスタンドインされるんですね。

 

では、みなさん。スタンバイOKですか?

さっそくですが、まな板の上で、ごろごろ大きくカットされてください。

終わったら、ざるの中で待機ですよ。

順番に出演していただきますのでね。

 

ええ、もちろんですよ。しめじさんは、カットされなくていいです。

ただし、軽くからだをほぐしておいてくださいね。あ、メイクさん、お手伝いをお願いしますよ。

 

あ、たった今、主役の豚バラさんもチルド室から到着しました。

おやっ、コンニャクさんも一緒ですか?!

 

あのぅ、コンニャクさん。あなたは下準備に時間がかかるかと思うのですが、間に合いますか?ほら、下茹でとか、塩もみとか。本来ならもう少し早くきていただかないと、困るんですけ……ど。

 

えっ、よく見てくれって……。あ、ああ、あく抜き済みになってますね。これは、失礼しました。

 

ここからは内緒話>>>差し出がましいことをすみません、クッキング監督。今回の作品ですが、あく抜き済みコンニャクさんのキャスティングに間違いないでしょうか?……。ええ、出演料のことです。あくを抜かなきゃいけないコンニャクより出演料が高くつくのでは……?

 

そうですか。はい、わかりました。いえいえ、何もPagoさんが怠慢だなんて言ってませんってば!わかってます。脚本家のPagoさんが、ガスコンロの空き具合や時間配分を考慮してのこと、ですよね。<<<内緒話おわり

 

すみません、この通り頭を下げます。あく抜きコンニャクさん、どうか気を悪くしないで下さい。お願いします。

 

さてさて、大鍋の中でサラダ油の衣装をまとい炒められたキャスト達は、カツオと昆布の合わせだしに、どっぷりと浸かっています。中火の炎は、なべ底から「美味しくなあれ」とエールを送り、コトコト鍋を歌わせています。

 

おや、サトイモさん。今、来られたんですか?

 

出演の時間は…ちょっと台本(レシピ)を確認するのでお待ちください。

 

そうですね...冷凍のサトイモさんは湯通し済みだから途中からの参加で間違いありませんよ。すみません。こちらのチェックもれでした。なるほど、なるほど……農家さんからの出荷と流通に支障があって、泥付きサトイモさんは、Pagoさん家の近くのスーパーまでたどり着けなかったんですね……。

 

仕方ないですよ、冷凍のサトイモさん…。自信を持ってください。国産なんだから、今日の作品に出演していただくことにおいて、Pagoさんに何の迷いもありません。

 

監督だけでなくPagoさんも冷凍サトイモさんの出演を望んでいるんですよ。そんなにカチコチに固まっていないで、もっと気を楽にして下さい。ようこそ宮崎県からはるばると。どうぞ美味しい豚汁のために力を貸してくださいな。

 

ああ、小道具のきみ。そこに置いてあるぼくのメガホンをとってくれ。

 

みなさーん!!!

 

サトイモさんも仲間入りしますよ。仲良くしてくださいね。

 

サトイモさん、お鍋の中の湯加減、だし加減は、大丈夫ですか?

 

さあ、時間が経過しましたよ。。。

 

 

そろそろ、お味噌さんの登場ですね。

 

えっ、酒粕さんもご一緒ですか。今日は何用で?

 

『とろとろ牛筋のぽかぽか粕汁』じゃないんですけど『ごろごろ野菜のうまうま豚汁』にも出演されるんですか?

 

はぁ、役柄は、隠し味だと……?

 

またまた内緒話>>>ねえ、監督。ほんとは、日本酒好きのPagoさんの独断じゃないのですか? いくら今回の『ごろごろ野菜のうまうま豚汁』の脚本家だからって、ちょっと勝手が過ぎるのでは……。ご家族の方たちの意見も取り入れてるんですかね。

 

それに、Pagoさんたら酒粕を焼いたものだけでなく、そのままでも食べちゃうって噂が耳に入っているんですけど。酒粕に肩入れしすぎなんじゃあ……。

 

違う?

 

酒粕をおやつに食べるのは本当だけど、豚汁に加えるのは独断じゃない?!

 

酒粕を加えると豚汁が、ホントに美味しくなるって家族の方たちも認めていると……。ええ、ええ、わかりました。なに言ってるんですか監督。信じますよ。家庭家庭によって味覚には個人差があるでしょうが、今、お椀によそわれた豚汁は確かに美味しそうなにおいがしてますよ。ぼく、鼻には自信があるんです。あはは・・・。

 

え、このあとですか? 幻の銘酒が呑める店があると…。すみません監督。まことに残念なのですが、今夜は野暮用がありまして…。ええ、また誘ってください。あ、監督、ラストシーンに入ります。カチンコをお願いします<<<内緒話おわり

 

 

 

トッピングの青ネギさんと、おろし生姜さん…。お待たせしました。いよいよ出番ですよ。。。

 

助監督のひとり言>>>やれやれ、うちのぼうずが、台本のあちこちに落書きをしやがったせいで、とちりっぱなしだったよ。なんだか疲れたねぇ~。今夜はどこかのラウンジで、ひとりバーボンをぐいっとやりたいもんだな。<<<ひとり言おわり

 

おーい、そこの照明のアルバイトくん、ぼくのメガホンを片付けておいてくれたまえ。

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 わたしは、豚汁が大好きです。どの素材も単独に調理されたって、それぞれに美味しいのですが、一緒に調理されると相乗効果とでもいいましょうか。美味しさが何倍にもなります。家族も社会もこの豚汁と、少し似たところがあるんじゃないかなぁ…なんて思いながら、今日のお昼ご飯に豚汁を作りました。。。

 

それにしても今日の記事、ふざけすぎたかもしれません。。(笑)