Pagoの部屋

ようこそPagoの部屋へ。管理人は、とっくに3人の子育てを終えたアラフィフ主婦です。大好きな絵本や食べること、そして心に沁みたことなどを記事にして綴っています。

ちいさな祈り亀

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 大きな神社のかたすみに小さな池がありました。

神霊水と呼ばれる澄みきったその池に

あまたの亀がひしめきあいながら身を沈めています。

小指の先ほどのちいさな亀です。

 

ちいさな亀は皆、おなかにポケットをもっています。

祈りごとをしまうポケットです。

人々は、切なる祈りをひとひらの紙にしたためて

大神様に届けてほしいと、このちいさな亀にたくすのです。

 

そんな使命を背負ったちいさな亀は、

祈亀(いのりがめ)という名をつけられています。

 

秋も終わりのあたたかな日のこと。

やわらかな日差しに包まれて、

一匹のちいさな祈亀は、祈りごとを待っていました。

 

仲間の祈亀たちが、次々と人の手に運ばれて行くのを見ながら

「次は、ぼくの番かな」と、どきどきしていました。

 

どれほどの時が過ぎたことでしょう。

 

ついに、その時がおとずれました。

一匹の祈亀は摘まみ上げられて、祈りごとをあずかったのです。

 

おなかに大切な祈りを抱いて神霊水に放たれたちいさな祈亀は、

とても、ほこらしい気分でした。

見わたせば、重なり合うように水に浸かる仲間たち……。

 

どの祈亀も、祈りごとを落とさないように、

おなかに力を込めています。

 

……ぼくも、がんばるよ……。

 一匹のちいさな祈亀は、ひとり大きくうなずいて、

「この祈りは、きっと大神様に届けるからね」と、ささやきました……。

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日頃は、ちっとも信仰心のないわたしなのですが、昨日は神社を参拝してきました。それほど遠くもないのに、この前に訪れたのはいつなのか、覚えていないくらい久しぶりでした。平日ではありましたが、たくさんの人、人、人……。いつものことながら神様たちも大忙しだったことでしょう……。

 

その大忙しの神様に、わたしもご用がありました。

 

祈りたいことがあったのです。

 

まずは、陶器でできた2㎝ほどのかわいい亀を買いました。そっとつまんで裏返すとおなかにまあるい穴が空いていました。その穴に祈りを書いた紙を押しむのですが……。

 

祈りごとを書く紙の大きさは切手2枚並べたくらいしかありません。

 

老眼鏡をあまり持ち歩かないわたしは、見えづらさと書きづらさを感じながら書きました。なので文字と文字が、おしくらまんじゅうをしているかのようにくっついてしまいました。読むのに一苦労しそうです。

 

ああ、昨日ばかりは、老眼鏡……これからは、どこへ行くにも携帯しなければと強く思いました。

 

それから、小さな文字を書く練習もしておいたほうがいいかもと思いました。

 

ペン先0.38ミリのボールペンが、カバンに入っていたことは、「わたしって、えらい!」と自分を褒めたのですけど。(神社のペンは太すぎました)

 

で、神様への言い訳です。

 

そんな諸事情がありまして、読みづらい祈りになっています。。。 (汗)