自転車のタイヤ

空気入れのポンプを押しても押しても、タイヤが元気にならないので「これは、パンクだな」と、自転車屋さんへ行きました。もう30年近くになる長いお付き合いの自転車屋さんです。そして、いつの頃からなのか、ため口です。。。

 

パンクだと思っていたわたし。タイヤから取りだしたチューブを水につけて小さな穴を探し、絆創膏のようなゴムのシールをぺたりと貼る…。そんな流れを思い浮かべていたのですが……。

 

「これ、空気ぬけたままで乗ったやろ」と、自転車屋さん。ぴたりと言い当てられました。タイヤから取りだされた黒いチューブは空気を入れる細い管が、根元から折れていました。それだけでなく折れた部分のチューブは小さく裂けていました。こうなったら新しいチューブと取り替えるしかありません。

 

空気がぬけているな……。ペダルが重いな……。そんな風に感じながら、無理やり走らせた自転車……。チューブに復活できないダメージを与えてしまいました。2週間ほど前のできごと。何かと物入りな年末の出費でした。

 

「ちょっとでも空気ぬけたら、すぐに持ってきいや。空気ないまんま乗ったら、またこうなるで」

自転車屋さんは、そう言いながら後ろタイヤのチューブを新しいものと取り替えて、前のタイヤにも空気を入れてくれました。普段は、すぐに自転車屋さんに行ったり、自分で空気を入れたりしていたのです。空気のないままで乗ればこうなるなんて、知らなかったのです。

 

「空気やったら、どんだけ入れてもタダやからな」の言葉にうなずきながら、あはははと、笑いあったのです。友だちのようなため口…。その気さくさが肌にあい、近所に三軒ほど自転車屋さんがありますが、ずっとその自転車屋さんをわが家の自転車の主治医?…にしています。。。

 

自転車だけじゃないよね…。

人も、空気がぬけたまま走っちゃいけないんだ。

空気がぬけたまま頑張っちゃいけないんだ。

空気は大事だよ……。

 

なんて……。どうこじつけたのか、そんな思考が心の底から浮かび上がってきた帰り道でした。わたしも少し、空気がぬけていたのかもしれません。あはははと笑って、空気が入ったのかもしれません……。

 

そして今日、2019年の自転車の初乗りをしました。

 

で、その日を思い出したのです。

 

タイヤは元気いっぱい。すいすい走って、ペダルも軽かった……。

 

ああ、でも……。顔がじんじんと痛いくらい、めっちゃ、寒かったなぁ。。。♪ 

ご訪問ありがとうございました。。。♪