福豆を食べよぉ。。。♫

今週のお題「わたしの節分」

 

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今年も買ってしまった節分の福豆…。それも鬼のお面付き…。わが家には、もう豆まきを喜ぶような小さな子はいないのに、つい買い物カゴへ。。。いつでも食べてとテーブルに置いていても、家族の誰も手をのばさない……。わたしも、そんなに好きではないけれど、もったいないからテレビや本をながめつつ、毎年ひとりで、ぽりぽり食べています。

 

それなら買わなきゃいいのに、何故か今年も、こりずに福豆を買いました。

 

今年の福豆の外袋には、2頭身の鬼のイラストが描かれてありました。頭でっかちな、かわいい赤鬼、青鬼、緑鬼の3人です。袋の裏側には、手書き風な文字で次のようなことが、書かれています。

オラたちも豆まきしたいゾォ!

 

なが~い冬がおわって、立春前日の節分の日には、豆まきをして悪いオニたちをおいはらいます。

『ふくは~うちィ。オニは~そとォ。』

年の数より、ひとつ豆を多く食べると『やくおとし』ができるといわれています。

---中略---

人間たちにさんざんやっつけられたオニどもは『オラたちもうちにかえって豆まきしよっと』と、思いました。

(※ タイトル?は、オニのセリフです)

こんな文章、なんでわざわざ書き写して記事にしたのかというと、おしまいのオニどものセリフに、思わずクスッとしてしまったからなんです。『オラたちもうちにかえって豆まきしよう』…。この続きが気になったのです。こんなことに、いちいち反応しちゃうのは、万年能天気なわたしくらいでしょうけども…。

 

てなわけで、オニどものセリフの続きを短いお話にしました。。。

 

さあ、はじまり、はじまり。

 

仕事を終えた3人の鬼たちは、野球のバットのように金棒を肩にかつぐと、うちへの道をてくてくと歩き始めました。おでこやほっぺに絆創膏をはりつけて、にへらと笑った顔を見合わせています。

 

「あの子ら、豆まき喜んどったなぁ」

赤鬼が金棒をくるくる回してそう言うと、

「うんうん、楽しそうだった」

青鬼が、大きくうなずきました。

「うちにかえったら、オラたちの番だぁ」

緑鬼が、待ちきれないように言いました。

 

しんしん寒い如月の夜空に、星がちかちか光っています。

鬼たちはときどき鼻をすすったり、くふくふ笑ったりしながら歩みを進めました。

 

こうしてうちに帰り着いた3人の鬼は、準備してあった小さな枡をそれぞれにかかえました。福豆もたっぷり入っています。さあ、待ちに待った鬼たちの豆まきです。

 

「ふくは~うちィ。オニも~うちィ」

赤鬼が、ぱらりとをまくと、青鬼もぱらりとまいて

「ふくは~うちィ。オニも~うちィ」

もちろん緑鬼だって、をまいて声をはりあげます。

「ふくは~うちィ。オニも~うちィ」

3人は、とんだりはねたりしながら、をまきました。

 

ぱらぱら、ぱらぱら、ぱらぱらら……。

そして、元気に楽しくをまいたあとです。

 

「腹へったぁ」と、赤鬼が言いました。

「人間たちに豆まきされるの、ずいぶん、頑張ったからなぁ」

青鬼が続けて言いました。

「オラたちの豆まきだって、はりきったさぁ」

そう言ったのは、緑鬼。

 

3人は、食べ物をさがして戸棚の扉をあけたり、冷蔵庫をのぞいたりしましたが、買い物をすっかり忘れていたことを思い出してがっかりしました。「腹へったなぁ」と、3人が、しょんぼりため息をついたときです。おやおや玄関の扉をコンコンたたく音が聞こえました。

 

「なんだろう」と、扉を開けてみると、唐草もようの風呂敷に包んだお弁当が置いてありました。けれどあたりに人影はありません。3人の鬼たちはそろってまばたきをしました。メッセージカードには、「頑張った鬼さんたちへ」と書いてあります。はてさて誰が届けてくれたのでしょう…。

 

しばらく考えてみましたが、思い当たりません。とにかくお腹がペコペコです。首をひねるのは、あとあと。まずは腹ごしらえです。包みをほどきお弁当箱のふたを開け、3人の鬼たちは、お箸を手に取ったのです。

 

ゆかりのオニぎりと、たまご焼きレンコンとニンジンの金平からあげブロッコリー……って、今日の次女のお弁当でした。。。を、3人のは顔にごはんつぶをいっぱいつけながら、ぱくぱく、もぐもぐ食べました。(ごちそうじゃなくて、ごめんね)

 

お弁当を食べおえると鬼たちは蔵へ行き、3人がかりでの入った大きな大きな枡をかかえて戻ってきました。「福豆を食べよぉ~♫」「福豆を食べよぉ~♫」「福豆を食べよぉ~♫」と、歌いながら…。(希望:アナ雪の「雪だるま作ろぉ~♫のメロディーで…深い意味はありません。たった今浮かんだだけです)

 

「お腹はふくれたけど、福豆は別腹」と、お腹をたたいて赤鬼。

「そうさ、年の数にひとつ足して福豆を食べると厄落としができるのさ」と、青鬼。

「んで、オラたち何歳だっけ」……緑鬼が首をかしげました。

 

500歳くらいかな…?

いやいや…1000歳は越えてるさ…。

いやいや、いやいや…2000歳には、なったかも……。

 

3人の鬼たちは、口いっぱいに福豆をおしこんで、ポリポリ、ボリボリ。。。何歳でもいいさと右手にも左手にもをつかみ取り、ポロポロこぼしながら大きな枡に入った、たっぷりのをみんな食べつくしてしまいました。

 

食いしん坊な鬼たちですが、さすがにもうお腹いっぱいです。赤鬼が、ふわりとあくびをすると青鬼もつられてふわり、そして緑鬼もふわんとあくびをしました。

 

3人は、ぱたりと寝転ぶと、ぽっこりふくらんだお腹を天井に向けて、やがてぐうぐうと眠ってしまいました……。おやすみなさい。掃除機をかけるの、起きてからでいいからね。。。(お弁当を作ったのはPagoだよ!)←鬼たちの耳元でささやく。恩返しを期待して。

 

なんて……何を書いているんでしょう。自分でもあきれちゃいます。

 

まぁ…鬼たちの豆まき物語を創作してひとり遊んじゃいました……ってことです。。。

 

おそまつさまでした。。。

 

 

ご訪問ありがとうございました。。。♪